甘いものが欲しくなる? 厄介な「冬のうつ病」 臨床心理士が教える“ウィンターブルー”症状と対策 ABEMAヒルズ 2021/12/13 07:30 拡大する 冬はなんとなくやる気が出ない、寒くなっていつも体調が悪い……もしかしたら、それは“冬のうつ病”かもしれない。【映像】臨床心理士監修「冬うつ」簡易チェックの項目 冬のうつ病は「ウィンターブルー」と呼ばれ、季節の変化が原因となる「季節性うつ病(季節性感情障害:SAD)」のひとつ。ニュース番組『ABEMAヒルズ』に出演した臨床心理士で明星大学心理学部准教授の藤井靖氏は「冬うつ」の症状についてこう話す。「うつ病になると、典型的には食事ができなくなる『拒食』や、あるいは眠れなくなる『不眠』の症状が出ます。しかし、“冬うつ”の場合は、逆に『過眠』『過食』『体重増加』などの症状があらわれやすいです。寝ても眠気が取れにくかったり、炭水化物や甘いものを欲しがちになることも多いです。総じて、秋口から感情が落ち込みやすくなって、物事が楽しめなくなり、春になると改善するという特徴があります」 続きを読む 関連記事