「静止画像が多くて見ている人が壊れたと思った」島朗九段が振り返る将棋の対局放送が始まったころ 将棋 2021/12/15 11:37 拡大する 将棋の藤井聡太竜王(王位・叡王・棋聖、19)が作り出した数々の大記録、名局は、さまざまなメディアで映像として見ることができる。今では当たり前のようになっているが、こんな状況が整うまでには、様々なことがあった。当然、かつてはインターネットによる配信などはなく、かといってテレビの地上波で長時間の対局をずっと流すということもできなかった。将棋界の歴史に詳しい島朗九段(58)は「対局室にカメラが入るというのは、時代の進歩」と語り、放送が始まったころから現在までについて、その移り変わりを語った。 続きを読む