一気にまくし立てるトークが面白い。プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2021」12月16日の第2試合、赤坂ドリブンズ・園田賢(最高位戦)が6万点を超える大トップで今期3勝目を獲得。試合後のインタビューはこれまでのうっ憤を晴らすかのような“独演会”の開催。そのボリュームは“歴代最長”6分48秒まで伸びた。
この試合の対局者はKONAMI麻雀格闘倶楽部・高宮まり(連盟)、EX風林火山・勝又健志(連盟)、TEAM雷電・本田朋広(連盟)、園田の並びでスタートした。園田は東1局1本場こそ5200点のアガリをモノにするも、その後は思うように手がまとまらず、南1局で3番手のポジションに。
逆転のチャンスは南1局1本場に訪れた。園田は赤が2枚ある配牌を手にすると、手がすくすくと中央に寄り、10巡目になんと567の三色同順が確定した形でテンパイ。ダマテンでロンなら安目で跳満、高目の一盃口となれば倍満、ツモならどちらでも倍満が確定している超ド級の勝負手だ。園田は無事にこれをツモってツモ・タンヤオ・平和・三色同順・赤2・ドラの1万6000点(+300点)をゲット。トップの高宮へ肉薄した。さらに南2局1本場、園田は鳴いて234の三色同順をテンパイ。1・4筒で4筒だけアガれるという苦しい形だが、国士無双を志向する相手が1人いることから4筒はアガりやすいと踏み、首尾よくこれをツモって4000点の加点。今期これまでなかなか繰り出せなかった“魔法”のようなアガリで、園田らしさが全開となった。
オーラスとなり最後の親番を迎えても、園田はやはり鳴きで場を支配した。南4局1本場はトップを競る高宮から東・南・ドラ2の1万2000点(+300点)直撃で勝負あり。その後もさらに親満をアガるなど攻め続け、今期3勝目を獲得した。
勝利者インタビューは自著「魔術の麻雀」を持参して登場、「今日、久しぶりに魔術っぽいアガリができた」とタイムリーな勝利に喜んだ。また試合内容に関する質問は全て全力で詳細を回答、得意の“しゃべくり”に視聴者も「意外とずっと聞いてられるw」「まあ、嬉しそうに話すなぁ」「関西人のいいとこでてるわ~」と好反応だった。
チームはまだレギュラーシーズン敗退圏内と苦境にあるが、前回は丸山奏子(最高位戦)が大きなトップを取っており、「風が変わるといいなと思っています」と園田はあくまで前向きだ。園田は最後、笑顔を浮かべてガッツポーズ。7分近いインタビューもあっという間に終わり、「ナイストップでした!!」「園田さんおめでとー&最長ロングインタビュー」「風は吹くよー」と視聴者からのエールも相次いで投稿されていた。
【第2試合結果】
1着 赤坂ドリブンズ・園田賢(最高位戦)6万300点/+80.3
2着 TEAM雷電・本田朋広(連盟)2万6100点/+6.1
3着 KONAMI麻雀格闘倶楽部・高宮まり(連盟)2万5300点/▲14.7
4着 EX風林火山・勝又健志(連盟)-1万1700点/▲71.7
【12月16日終了時点での成績】
1位 EX風林火山 +337.2(44/90)
2位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 +299.5(44/90)
3位 U-NEXT Pirates +73.4(42/90)
4位 渋谷ABEMAS +47.1(42/90)
5位 KADOKAWAサクラナイツ +42.2(42/90)
6位 セガサミーフェニックス ▲35.2(42/90)
7位 赤坂ドリブンズ ▲186.6(44/90)
8位 TEAM雷電 ▲577.6(44/90)
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に発足。2019シーズンから全8チームに。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム90試合。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各16試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(12試合)に進出し、優勝を争う。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)







