“これからが本番”と誰もが思った好勝負は、4ラウンド終了時によもやのTKO決着に。敗者が勝者に歩み寄り「これ以上、危ないな」というセコンドの声に続いて「アブナイ、アブナイから」と笑顔で棄権する旨を伝えると、肩をポンポンと叩かれた勝者は状況を飲み込めない様子で苦笑いを浮かべ、しばし愕然。場内も騒然となった。