将棋の朝日杯将棋オープン戦二次予選が12月18日に行われ、飯島栄治八段(42)が丸山忠久九段(51)に86手で勝利した。飯島八段はCブロックを勝ち抜け、本戦出場が決まった。
丸山九段の先手番で始まった一局は、横歩取りの出だしに。飯島八段は、過去6戦で1勝5敗、直近5連敗中と苦戦している相手だったが、角交換の後にお互い相手陣に角を打ち込んだあたりから、飯島八段のペースに。飛車の交換も入ったところで、飯島八段の2枚の桂馬による攻めが刺さり、一気に勝勢まで持っていった。
◆朝日杯将棋オープン戦 持ち時間40分の早指し棋戦。一次予選、二次予選を勝ち抜いた棋士が、シード棋士を含めた計16人で本戦トーナメントを戦う。参加は全棋士、アマチュア10人、女流棋士3人で優勝賞金は750万円。藤井聡太竜王が3回優勝したことでも知られている。
(ABEMA/将棋チャンネルより)