棋士、奨励会員を合わせ総勢22人という多くの弟子を抱える井上慶太九段(57)。名人挑戦経験がある稲葉陽八段(33)を筆頭に、タイトル経験があり順位戦A級の菅井竜也八段(29)ら、棋士だけでも6人の弟子がいる。将棋界の名伯楽の一人に数えられる井上九段が、「第1回ABEMA師弟トーナメント」に、稲葉八段とタッグを組んで出場することになった。「稲葉君とチームを組んでチーム戦に出られるのは非常に楽しみです。まだまだ現役というところを見せたいです」と意欲を燃やす。自分から見れば子どものような弟子たちだが、今年は稲葉八段、出口若武五段(26)が相次いで結婚。勝利の報告とは別の形で目尻を下げ続けることになったが、そこには菅井八段のおもしろ裏話もあった。