「あやっ!」「いい心臓してますな」木村一基九段、控室での独り言にファン歓喜「おじさんおもろいw」/将棋・ABEMA師弟トーナメント
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 笑い要素がふんだんに詰め込まれた独り言を聞いているだけでも、ファンにとっては十分に楽しめるコンテンツだ。「第1回ABEMA師弟トーナメント」予選Aリーグ2位決定1回戦、チーム井上とチーム木村の対戦が1月1日に放送された。チーム木村の木村一基九段(48)は1勝1敗で、高野智史六段(28)の2勝と合わせ、スコア3-1で勝利し本戦出場への望みをつないだ。対局もさることながら、ファンを大いに喜ばせたのが、弟子の戦いを見守っている時の、木村九段の独り言。「あやっ!」「いい心臓してますな」と、ファンサービスの精神が感じられるパフォーマンスが、確実に笑いを巻き起こした。

【動画】木村一基九段のリアクションがファンに好評

 木村九段は「千駄ヶ谷の受け師」「将棋の強いおじさん」といった異名を持ち、大盤解説やイベントなどでは、ボケも含み、かつ絶妙なラインでの“毒”を含んだトークを展開することでも人気の棋士。若手が有利と言われる早指し戦においても、その若手たちをしのぐようなスピードで指し進め、大活躍してきた実力者だ。

 優しく楽しげに話す姿が印象的な木村九段だが、弟子に対しては将棋界の厳しさを伝えてきた。一番弟子である高野六段に対しても「きついことしか言っていない」というが、いざ戦いが始まればそこは愛弟子、モニタに食いついて熱心に応援を始めた。第2局、その高野六段が井上慶太九段(57)と戦っていると、チャンスが到来した場面では「お、お、お。それは少しわかりやすくなったんじゃないの」とにっこり。また同じカードとなった第4局では、高野六段が師匠の読みにもない強い手を選択したところでは「おっ!ほー、勝負ですな。いい心臓してますな」と、心優しい弟子の勝負根性に目を細めた。直後には、すれすれの攻防という局面が訪れ「あやっ!ひょー、すごいね。これ読み切るの大変だ」と、今度は視聴者のように熱戦を楽しむリアクション。さらに、高野六段に歩を垂らす手が見えたところでは「タラちゃんって言われているんでしょ、あなた」と、高野六段のニックネームまで使う余裕の“口回し”を見せた。

 過去の団体戦と異なり1人で控室にいるため、それほど頻繁に言葉を発する棋士もいない中、笑いのツボを心得たようなコメント、リアクションの連発に、ファンからも「今のおじさんの声かw」「おじおじが完全に父親目線でいとしい」「タラちゃん、公式に!」といった声が相次いでいた。

◆第1回ABEMA師弟トーナメント 日本将棋連盟会長・佐藤康光九段の着想から生まれた大会。8組の師弟が予選でA、Bの2リーグに分かれてトーナメントを実施。2勝すれば勝ち抜け、2敗すれば敗退の変則で、2連勝なら1位通過、2勝1敗が2位通過となり、本戦トーナメントに進出する。対局は持ち時間5分、1手指すごとに5秒加算のフィッシャールールで、チームの対戦は予選、本戦通じて全て3本先取の5本勝負で行われる。第4局までは、どちらか一方の棋士が3局目を指すことはできない。
(ABEMA/将棋チャンネルより)

【動画】本戦出場に望みをつないだチーム木村
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【動画】切れ負け寸前の事態も発生したチーム井上 対 チーム木村
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【動画】木村一基九段のリアクションがファンに好評
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