将棋の順位戦A級7回戦が1月7日に行われ、羽生善治九段(51)と斎藤慎太郎八段(28)が現在対局中だ。羽生九段にとってはA級残留に向けての正念場、斎藤八段は2期連続の名人挑戦を濃厚にできるかという大事な一局。形勢はほぼ互角のまま、注目の夜戦に突入した。
【中継】順位戦 A級 第7回戦 羽生善治九段 対 斎藤慎太郎八段
今期の順位戦A級は6回戦までを終えて斎藤八段が6連勝で単独トップ。2番手の糸谷哲郎八段(33)は4勝2敗で、この7回戦で斎藤八段が勝ち、糸谷八段が負けた場合には8、9回戦を残して、斎藤八段の2期連続挑戦が決まる。なお最終9回戦には斎藤八段と糸谷八段の直接対決も残っている。
名人9期を含み、初参戦から29期連続でA級以上を記録している羽生九段だが、今期は記録ストップも見えるピンチ。残り3局で最低でも2勝1敗、トータル4勝5敗で終えたいところ。ただし今期の順位は10人中8位でスタートしているだけに、勝敗が同数でも“頭ハネ”を食らい、B級1組に陥落する可能性がある。羽生九段が残留を争うのは、現在2勝4敗で順位は5位の菅井竜也八段(29)、3勝3敗で順位が9位の永瀬拓矢王座(29)あたりと見られている。
対局の持ち時間は各6時間で、先手は斎藤八段。ABEMAではこの対局を終了まで放送している。
【夕食の注文】
羽生善治九段 ヒレカツ定食(ライト) 斎藤慎太郎八段 ヒレカツ定食(ライト)
【夕食休憩時の残り持ち時間】
羽生善治九段 2時間33分(消費3時間27分) 斎藤慎太郎八段 2時間35分(消費3時間25分)
(ABEMA/将棋チャンネルより)