
<大相撲一月場所>◇二日目◇10日◇東京・両国国技館
横綱・照ノ富士(伊勢ヶ濱)が、前頭筆頭・若隆景(荒汐)を破り、初日から2連勝を飾った。相手に攻め込まれ体制を崩しそうな場面もあったが、最後は小手投げが決まった。相撲ファンからは「これぞ横綱相撲」「強いね〜」などの声があがった。
自身7度目、新横綱から3場所連続の優勝を目指す照ノ富士。場所前に応じたインタビューでは2022年の目標について「2桁優勝に到達できるように頑張っていきたいと思います」と語っていた。
若隆景との取組では、勢いよく攻め込まれ、体制が崩れそうになる場面もあったが、冷静に対処し最後は小手投げで下した。若隆景は2連敗となった。
横綱の2連勝に館内は沸いた。ABEMAで解説を務めた元横綱・大乃国の芝田山親方は「若隆景も上手く攻めたんですけどね。けれども照ノ富士のこの小手投げね。横綱はやっぱり強いですね」とコメント。一方で「昨日も今日も(照ノ富士に)付け入る隙はありましたからね。上体が起きた時にチャンスはありそうですね」と指摘する場面もあった。
なお、大関・貴景勝(常盤山)は小結・明生(立浪)に突き落としで敗れ、初黒星を喫した。また前頭二枚目・宇良(木瀬)は、大関・正代(時津風)に敗れた際、土俵下に落下し後頭部を打ちつける格好となった。取組後、再び土俵上へ戻ったが、足もとがふらついて客席が騒然する場面も。その後、関係者に支えられ、土俵を降り、最後は車いすで運ばれた。正代は2連勝、宇良は2敗目を喫した。
(ABEMA『大相撲チャンネル』)
2025年11月場所 千秋楽
更新日時:2025/11/23 19:08
※ ○=勝ち、●=負け、□=不戦勝、■=不戦敗



