<大相撲一月場所>◇四日目◇12日◇東京・両国国技館
前頭八枚目・翔猿(追手風)と前頭七枚目・宝富士(伊勢ヶ濱)の一番で、素早い動きで優勢に見えた翔猿が逆転負けを喫した。まさかの展開に翔猿自身も悔しそうな表情を浮かべ、視聴者からは「ああ残念!」「負けちゃった…」といった声が寄せられた。
立ち合い鋭く当たった翔猿は、圧力に屈して一度は土俵際に詰め寄られるも、跳躍しながら回り込んでかわし、その後もまわしを掴んで振り回すなど、身軽さを活かした素早い動きで相手を翻弄。館内からは大きな歓声が沸き起こり、翔猿が優位に立ったかに見えたが、最後は左上手を取った宝富士が持ち前の馬力で前進し、のど輪で翔猿の上体を起こして寄り切って勝ち星を決めた。敗れた翔猿は2敗目。勝った宝富士は3勝目を挙げた。
形勢逆転されて敗れた翔猿は、土俵を割ると肩で呼吸しながら大きく口を開け、「あちゃー」と言わんばかりの悔しそうな表情を浮かべた。ABEMAで解説を務めた元関脇・勢の春日山親方は「翔猿も悪くなかったと思います。次から次へと体も動いていますし、調子が良さそうですし」とコメントしつつ、最後の逆転場面を見ながら「こういう体勢になったら宝富士。力強いですから」と語った。
惜しくも敗れた翔猿に、視聴者からは「ああ残念!」「そこでアゴかぁ~」「負けちゃった…」「これは悔しそう」「飛び跳ねたのは良かったが捕まったかー」といった声が相次いで寄せられた。
(ABEMA/大相撲チャンネルより)
2025年11月場所 千秋楽
更新日時:2025/11/23 19:08
※ ○=勝ち、●=負け、□=不戦勝、■=不戦敗






