苦悩の3カ月半に終止符 岡田紗佳“十三度目の正直”で涙の今期初トップ!/麻雀・Mリーグ
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 たった一人トップを獲得できないまま越年。その苦しみを、ようやく乗り越えた。プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2021」1月14日の第1試合、KADOKAWAサクラナイツ岡田紗佳(連盟)が今期初トップを収め、試合後は目に涙を浮かべて喜んだ。

【動画】初勝利に涙する岡田紗佳

 この試合の対局者は東家からEX風林火山・松ヶ瀬隆弥(RMU)、岡田、KONAMI麻雀格闘倶楽部・高宮まり(連盟)、TEAM雷電・瀬戸熊直樹(連盟)の並びで開始した。試合は中盤過ぎまで防戦一方。岡田は4着まで持ち点を削られてしまう。挽回を期して挑んだ南2局の親番、ようやく大チャンスが訪れた。ドラの六万が対子でさらに赤が1枚、リーチをせずとも満貫以上が確定だ。是が非でもアガりたい、岡田のその思いに応えるかのようにツモが効き、4巡目で先制リーチ。6巡目にド高目の2索を力強く引き寄せ、リーチ・ツモ・タンヤオ・三色同順・赤・ドラ2の2万4000点が炸裂した。これでライバル3人ごぼう抜きのトップ目に立つと、南2局1本場にも満貫をツモ、たった2局で3万6300点を稼いでみせた。

 南4局は松ヶ瀬、また親の瀬戸熊の猛攻にあい1本場まで続くも、岡田の執念の攻めが実り、瀬戸熊のノーテンで終局。岡田は今期初トップを獲得した。試合後は大きく息を吐き、キュっと口を結んで、待ち遠しかった勝利を噛みしめた。

 今期の開幕から約3カ月半が経過。新規加入の選手が次々とトップを取り、また以前からのライバルも活躍する中で、岡田は1人取り残された。リーグ創設4年目にして初めて、初勝利が越年する選手となってしまったほど、タフな日々を過ごしてきた。ここまで2着は4回、決してトップが狙えていないわけでもない。目の前で逃したことも多かったからこそ、この勝利の味は格別だ。勝利者インタビューでは「疲れたぁ…」と苦笑い。「本当に、簡単にトップ取れないですね」と、親で倍満と満貫をアガってからも、決して楽はできなかった激戦を振り返った。また「SNSでサポーターの皆さんの言葉が、批判が一切ないというか『次こそ大丈夫だよ』とか。トップの取れない12回は辛かったけど、応援されているんだなっていうのを感じました」と、苦しい日々も周囲から支えられていたことを思い返すと、もう涙をこらえることはできなかった。

苦悩の3カ月半に終止符 岡田紗佳“十三度目の正直”で涙の今期初トップ!/麻雀・Mリーグ

 前日はチームメイト沢崎誠(連盟)の誕生日であり「誕生日プレゼントにトップがいいなと言われていたので、これでプレゼントを渡したので、次はお返ししていただこうかなと」と控室でのエピソードを語り、ここでは大きく口角を上げた笑顔も見せた。

 最後は「優勝シャーレに名前を刻みたい」と大目標も口にして、弾けるような笑顔で決めポーズ。この勝利に共感し、感動を覚えた視聴者からは「オカピおめでと!」「サボーターじゃないけど嬉しい」「これでMリーグがより面白くなる」と祝福のメッセージが多数投稿されていた。

【第1試合結果】

1着 KADOKAWAサクラナイツ・岡田紗佳(連盟)5万500点/+70.5
2着 EX風林火山・松ヶ瀬隆弥(RMU)4万5400点/+25.4
3着 TEAM雷電・瀬戸熊直樹(連盟)2万5000点/▲15.0
4着 KONAMI麻雀格闘倶楽部・高宮まり(連盟)-2万900点/▲80.9

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

◆Mリーグ 2018年に発足。2019シーズンから全8チームに。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム90試合。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各16試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(12試合)に進出し、優勝を争う。
ABEMA/麻雀チャンネルより)

【動画】初勝利に涙する岡田紗佳
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【動画】目を閉じて勝利を祈る岡田紗佳
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【動画】涙の初勝利を手繰り寄せた倍満ツモ
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