<大相撲一月場所>◇六日目◇14日◇東京・両国国技館
前頭十七枚目・魁聖(友綱)と十両筆頭・武将山(藤島)の一番で、勝った魁聖がうつ伏せ状態の武将山の上に座るように倒れる一幕があった。珍しい光景に館内はざわつき、視聴者からは「重そう」「座られちゃった」といった声が寄せられた。
立ち合い正面から当たった両者。押し込んでいく武将山が優勢に見えたものの、魁聖が半身の状態になると、武将山は左足がツルリと滑るように下がり、そのまま前のめりに倒れ込んでうつ伏せ状態になった。勝った魁聖もバランスを崩したのか、背を向けながら武将山の頭上に座り込むようにお尻から倒れ、ゴロリとひっくり返っていた。館内からは大きなどよめきが沸き起こった。つき手で勝った魁聖は4勝目。敗れた武将山は初日から6連敗となる黒星を喫した。
優位に立っていたように見えたものの足を滑らせて敗れた武将山について、ABEMAで解説を務めた元前頭・天鎧鵬の音羽山親方は「後ろを取って今から押していこうというところで、仕切り線ですかね。仕切り線って結構滑るんですよ」と指摘した。
体重194キロの巨漢の持ち主でもある魁聖がお尻からのしかかるように倒れた場面を受けて、視聴者からは「あららら」「椅子取りゲーム」「座られちゃった」「ヒップつぶし」「大丈夫!?」「重そう」といった声が続々と寄せられた。(ABEMA『大相撲チャンネル』)