立ち合い不成立の力士の礼儀正しさに「お互いにね(笑)」と実況席ほっこり 相撲ファンも「この謝る動作が好き」
【映像】ABEMAでみる

大相撲一月場所>◇七日目◇15日◇東京・両国国技館

 前頭十一枚目・照強(伊勢ヶ濱)と前頭九枚目・志摩ノ海(木瀬)の取組で、立ち合い不成立となった際に両者がお辞儀をする礼儀正しい一幕があり、視聴者からは「この謝る動作が好き」といった声が寄せられた。

【動画】立ち合い不成立の力士の礼儀正しさにほっこり

 制限時間いっぱいとなり、蹲踞の姿勢を取った両者。1度目の立ち合いで志摩ノ海が両手をついて突進すると、一方の照強とタイミングが合わず、行司から「まだまだ」と立ち合い不成立の指摘が入った。するとまず照強が詫びるような素振りを見せ一礼。その後、志摩ノ海も一礼し、両者共に正面審判にも一礼した。

 2度目の立ち合いでは頭からぶつかっていった両者。激しい攻防戦が繰り広げられたが、照強がバランスを崩し背中を見せてしまったところを、志摩ノ海は攻めに出て、最後は送り出して4勝目を挙げた。一方の照強は4敗目を喫した。

 この取り組みを受け、ABEMAで解説を務めていた元横綱・若乃花の花田虎上氏は「照強は左にいなして、攻めていきましたけど、相手が動かなかったですね。作戦を変えて、前に出ていきましたけど、志摩ノ海はよく見ていました。そして最後、志摩ノ海は下手出し投げが上手かったですね。これをもっと利用した方が良いと思います。勝ち星増えますよ」とコメントした。

 また、立ち合い不成立となった際の、礼儀正しい力士同士の振る舞いには「この謝る動作が好き」といったコメントが到着。両力士の姿に実況を務めた登坂淳一アナウンサーも「お互いにね(笑)」と微笑ましげにその情景を伝えた。
 (ABEMA/大相撲チャンネルより)

【動画】立ち合い不成立の力士の礼儀正しさにほっこり
【動画】立ち合い不成立の力士の礼儀正しさにほっこり
【映像】巨漢力士が相手力士をお尻でプレスする珍光景

立ち合い不成立の力士の礼儀正しさに「お互いにね(笑)」と実況席ほっこり 相撲ファンも「この謝る動作が好き」