<大相撲一月場所>◇十一日目◇19日◇東京・両国国技館
「パチン」―― 立ち合いで乾いた音が響くと館内がざわめいた。前頭十一枚目・照強(伊勢ヶ濱)が猫だましを繰り出し、最後は巻き落としで前頭十三枚目・豊山(時津風)を下して5勝目を挙げた。トリッキーな技の連続に、ファンからは「鮮やか」「ヤバイかっこいい」といった声が寄せられた。
身長169センチの小兵として知られる照強。十一日目の取組では、過去の対戦成績が4勝5敗と負け越している豊山と対戦した。立ち合い直後にいきなり両手を前に出した照強は猫だましを繰り出し、「パチン」と乾いた音が鳴ると客席がざわついた。その後も照強は素早い動きで相手を翻弄し、最後は土俵上をクルクルと回転しながら巻き落としを鮮やかに決めて豊山を転がした。勝った照強は5勝目。敗れた豊山は7敗目となる黒星を喫した。
照強のトリッキーな攻めに、ABEMAの放送席から「お!」「猫だまし!」と驚きの声が上がったほか、視聴者からも「うまい」「鮮やか」「ヤバイかっこいい」「舞の海やんけ」といったコメントが相次いだ。
(ABEMA/大相撲チャンネルより)
2025年11月場所 千秋楽
更新日時:2025/11/23 19:08
※ ○=勝ち、●=負け、□=不戦勝、■=不戦敗






