<大相撲一月場所>◇十一日目◇19日◇東京・両国国技館
前頭六枚目・阿炎(錣山)が前頭二枚目・逸ノ城(湊)を叩き込みで下して2敗を守り、9勝目となる白星を挙げた。元大関・豪栄道の武隈親方からは「圧倒できれば大関になれる」と期待の声も寄せられた。
十一日目の取組で、身長190センチ・体重206キロの巨漢・逸ノ城と対戦した阿炎。立ち合いもろ手突きで相手の上体を起こして攻めた阿炎は、突っ張りの手を緩めず、中に入った逸ノ城に捕まりそうになるも、後ろに下がりながら引くと最後は土俵際で叩き込みを決めて勝ち星を挙げた。阿炎は9勝目を挙げて2敗を守り、優勝争いは1敗の横綱・照ノ富士(伊勢ヶ濱)と関脇・御嶽海(出羽海)を星1つの差で追いかける展開が続くこととなった。敗れた逸ノ城は6敗目を喫した。
取組直前、ABEMAで解説を務めた元大関・豪栄道の武隈親方は「こういう大きい相手を突いて前に出て圧倒するような相撲を取ると、阿炎はいよいよ大関の話が出てきてもおかしくないと思う」と期待を込めて指摘。その後の取組で阿炎は一気に突き出すことはできなかったものの、土俵際で粘り強さを見せ、武隈親方は「こういう反射神経の良さもあります」「立ち合いから終始先手を取っていますね。もろ差しになられたんですけど、阿炎は身のこなしが上手いんですよ」と称賛していた。
優勝争いに加わる阿炎の逆転勝利に、視聴者からは「うわすげえ」「土俵際の魔術師」「強いなあ」「調子が良い」といったコメントが相次いで寄せられた。
(ABEMA/大相撲チャンネルより)
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