個人競技である将棋の世界で、明確な人と人とのつながりを示すのが師弟関係だ。そのつながりの強さ、付き合いの深さは師弟によってばらつきがあるが、鈴木大介九段(47)は、弟子・梶浦宏孝七段(26)に対して「将棋界の子どものようなもの」と、思いを隠さない。「第1回ABEMA師弟トーナメント」では、この師弟で出場が決まったが、大会を前にその熱い思いと指導法を聞いた。