67歳にしてこの若さ 沢崎誠、貫禄トップで個人首位返り咲きも「途中ですから」と余裕顔/麻雀・Mリーグ
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 豊富な引き出しと決断力、最年長選手が大いに躍動だ。プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2021」1月21日の第2試合、KADOKAWAサクラナイツ・沢崎誠(連盟)がトップを獲得。経験に裏打ちされた懐の深い打ち回し、そしてインタビューでも笑顔の受け答えに、ファンは魅了された。

【動画】余裕たっぷりに語る沢崎誠

 この試合の対局者はU-NEXT Pirates・小林剛(麻将連合)、TEAM雷電・黒沢咲(連盟)、第1試合でトップを決め、勢いに乗る渋谷ABEMAS・多井隆晴(RMU)、沢崎の並びで開始した。沢崎は東1局から果敢に仕掛け、またメンゼンでテンパイすればリーチでライバルを抑え込みにかかり、縦横無尽に卓上で暴れ回った。

 南2局1本場、ドラ2枚と赤を手にすると、5巡目に3索ポン。その後、残した2索に4索がくっつくと、ポンしているカン3索の受け入れを残して、カン4筒のターツを払った。沢崎はこの選択の後、残した4索が暗刻になりテンパイ。実況の松嶋(協会)もこの手順にはびっくり仰天。「このテンパイ、取られる人います?」と解説の土田浩翔(最高位戦)へ聞くと、土田もまた「いないね」と断言した。視聴者も「これはオリジナルやん」「マムシやばすぎだろww」とざわめきが収まらない中で、多井のリーチを受けつつも沢崎は8筒でツモアガリ。タンヤオ・赤・ドラ2の8000点(+300点、供託1000点)を獲得した。土田は「これは技術点高いね!本当にたいしたもんだ!」と改めて絶賛した。

67歳にしてこの若さ 沢崎誠、貫禄トップで個人首位返り咲きも「途中ですから」と余裕顔/麻雀・Mリーグ

 南3局1本場は多井の地獄待ちリーチのアガリ牌を掴むも、これを見事に止めて放銃回避。そして小林とのトップ争いとなった南4局。ここは空中戦が展開された。まず多井が9索をポン。これを見て沢崎は、オタ風のドラ北をポン、マンズのホンイツへ向かう。さらには小林がピンズをチー。沢崎がマンズを仕掛け、それぞれが自らのゴールを目指しぶつかり合う。カン八万でテンパイした沢崎は終盤にこれをツモ。ホンイツ・ドラ3で1万2000点の親満貫を炸裂させると、視聴者は「よっしゃあ!」「北ポンはすごいわ」「お見事すぎるwww」「あっぱれ、いい勝負だった」とコメントを連投した。

 このアガリが決定打となり沢崎は逃げ切りトップ。個人成績も首位を取り戻した。インタビューでは「暫定首位といってもまだ途中。これからですね」と気を引き締めるも、その表情は余裕たっぷり、勝負を心から楽しんでいる様子さえ見て取れた。目指すところは「とりあえずチーム優勝」と宣言。応援をくれるファンへ向けては「久しぶりにサクラナイツもトップを取れて、やっと元気になったので、みんなで力を合わせて頑張りたいと思います」と笑顔を見せた。

 昨期の思いもよらない不調を経て、今期は頼れる最年長が大復活。混戦のレギュラーシーズンにおいて、“マムシ”の沢崎がライバルを飲み込んでいく。

【第2試合結果】

1着 KADOKAWAサクラナイツ・沢崎誠(連盟)4万8900点/+68.9
2着 U-NEXT Pirates・小林剛(麻将連合)3万点/+10.0
3着 渋谷ABEMAS・多井隆晴(RMU)1万7100点/▲22.9
4着 TEAM雷電・黒沢咲(連盟)4000点/▲56.0

【1月21日終了時点での成績】

1位 U-NEXT Pirates +304.7(62/90)
2位 渋谷ABEMAS +197.6(62/90)
3位 EX風林火山 +137.7(62/90)
4位 KADOKAWAサクラナイツ +131.8(62/90)
5位 セガサミーフェニックス +90.8(62/90)
6位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 +18.7(62/90)
7位 赤坂ドリブンズ ▲36.3(62/90)
8位 TEAM雷電 ▲865.0(62/90)

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

◆Mリーグ 2018年に発足。2019シーズンから全8チームに。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム90試合。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各16試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(12試合)に進出し、優勝を争う。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)

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【動画】相手の待ちを驚きのビタ止め
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