アニメ「『進撃の巨人』The Final Season Part 2」第78話では、エレン(CV:梶裕貴)とジーク(CV:子安武人)の異母兄弟がついに接触した。エレンの脳に押し寄せた“記憶”に混ざる一部のカットが、「まさか」と視聴者を驚かせた。
アニメ「進撃の巨人」は、単行本の世界累計発行部数1億部を突破した諫山創による大ヒット漫画が原作。アニメ第4期、そして物語の終章にあたる「『進撃の巨人』The Final Season」のPart 1は2020年12月~2021年3月に放送され、その続編であるPart 2がいよいよ放送開始した。
前回の第77話「騙し討ち」は、進撃の巨人の咆哮とエレン自身の叫び声が重なる演出が視聴者の心を揺さぶった。「アニメならではの表現でめっちゃカッコ良くて好き」「なんだか、とてもグッときた」「魂の叫びほんまに心に響く」「巨人の叫び声もエレンの叫びなんだよなって改めて感じた」と称賛の声が寄せられた。エレン役を演じる声優の梶裕貴はTwitterで、「文章こそ喋りませんでしたが、声が枯れかけた収録でした」とアフレコを振り返った。
最新話にあたる第78話「兄と弟」では、始祖の巨人の力を継承するエレンと、王家の血を受け継ぐジークがついに接触した。ふたりが揃うことによって、始祖の力の発動が可能になる。その瞬間、エレンの頭にはさまざまな記憶が押し寄せた。次々と切り替わるカットの中には、サウナ室内らしきものや、ゴシックな装いに身を包んだミカサ(CV:石川由依)たちの姿もあった。
実は上記の奇妙なカットは、原作漫画の小ネタを元にしたものだ。重要シーンに仕込まれた遊び心あふれる演出に「まさか」と驚かされた視聴者も多かったようだ。Twitter上では、「唐突なギャグ」「これ見た瞬間涙引っ込んだ笑」「どんなに真面目なシーンでも遊び心を忘れない進撃の巨人が本当に大好きよ」「本物の作品愛が伝わってくる」といった声が相次いだ。
第78話「兄と弟」
【あらすじ】
獣の巨人と始祖の巨人、事態の鍵を握る2体の巨人を目指し、人々は争いを広げる。互いの思いと記憶が交錯し、兄弟の目指す先にあるものとは。
(C)諫山創・講談社/「進撃の巨人」The Final Season製作委員会
アニメ「進撃の巨人」The Final Season完結編にあたるエピソード(動画リンクつき)
完結編(前編) | |
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88 | 地鳴らし |
89 | 自由の翼 |
90 | 絶望の淵にて |
完結編(後編) | |
91 | 天と地の戦い |
92 | 心臓を捧げよ |
93 | 長い夢 |
94 | あの丘の木に向かって |