硬貨取引や通帳発行にかかる“手数料”が話題…電子決済を促す銀行業界が見据える「BaaS」とは? ABEMA Prime 2022/01/27 10:11 拡大する 「ゆうちょ銀行が51枚を超える硬貨の取引に手数料」 「三菱UFJ銀行が4月以降、新規口座で紙の通帳を発行する場合、年間550円の手数料」【映像】BaaS&デジタルバンクが社会を変える!? 銀行の新たな方針をめぐって、利用者からは困惑の声が相次いでいる。ところが、元日本銀行フィンテックセンター長で京都大学公共政策大学院の岩下直行教授は「金融環境が変わった」と指摘する。 「硬貨の取引や紙の通帳の話は、ゆうちょ銀行や三菱UFJ銀行だけではない。実は多くの銀行で硬貨の取り扱いは有料化されているし、通帳も銀行によって違うが、紙の発行には一定の費用がかかるといったルールが導入されている。皆さんは通帳は発行されるのが当然だと思っているかもしれないが、紙の通帳を発行しているのは日本の銀行ぐらいで、ドイツでちょっと例があるぐらいだ。だから海外の人から見ると、日本の銀行はなんて便利なんだろうということになるらしい。 続きを読む 関連記事