「友達=充実?」というネット掲示板への投稿が話題となっている。
これは「若い頃は友達がいない自分はダメな人間だと落ち込んでいましたが、中年になり毎日充実しています」という投稿から発生したもので、投稿には「1人は自由で最高」「40過ぎて他人に時間を割きたくないと思うようになった」「趣味ができて人生楽しい!」「昔は人に合わせてばかり 今はひとりで自分らしく生きてます!」「1人の方が気が楽 だけど友達多い人を羨ましく思う時もある」「友達がいなくても充実…それはひとつの幸せだと思う」などさまざまな声が寄せられていた。
『ABEMAヒルズ』ではこの投稿を紹介。本日、コメンテーターを務めた、経済学者でアメリカ・イェール大学助教授の成田悠輔氏は、「(友達は)あまりいないなと思って、落ち込んでました。若い頃も中年なってからもあまり友達がいないので」と明かすも、「(友達がいなくても)意外とストレスフリーで生活できているので投稿主に共感できる」とコメントした。
徳永有美アナウンサーから「友達の定義」について聞かれると、「ちょっと事あるごとに電話するとか、LINEするとかの関係」と回答し、その人数は5人ほどだという。続けて、「同番組コメンテーターの若新さんや、別番組などで“共演”されているひろゆきさんとは友達ではないのか」の質問には、「ひろゆきさんは画面越しでしか会ったことがなく、若新さんは僕を友達としたいようですが、それに必死で抵抗していきたいと思ってます」と冗談まじりに答えた。
一方で、付き合いの幅が広がると、“友達か、友達ではないか”をカテゴライズする場面は増えていく。そのことについては「分類分けする必要はない」と言及し、「僕は国内の温泉旅館に1人でよく行くんだけど、そこで出会った方々を友達と考えたら気楽だと思う」と見解を示した。そして、「分類分けをすると、煮詰まり始めて、嫌なことされたり、SNSでフォロー外されたりするだけで傷ついたりするので、“人類みんな友達”だと思えば気楽ではないかと思う」と話している。
最後に、徳永アナから「人に求めると、時には傷つくこともある。それを恐れて、防御線を引いて人と距離を取ろうとすることもあるが、そういったことは成田さんにもありますか」と問われると、「正直ちょっとある。これからそういう言い訳としての『友達いない方が幸せじゃん』というのは重要だと思う。人生100年時代だし、だんだん孤独に生きていく時間が増えざるを得ないので、『本当の友達がいなくても幸せだ』と思い込めるような価値観とか、アプリやサービスが重要じゃないかと思う」と述べた。(『ABEMAヒルズ』より)
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