イメージとともに、その年収も確実に上昇しているようだ。プロ麻雀リーグ「Mリーグ」は2018年にスタートし、今年で4シーズン目。年々、知名度も上がり、ファンの数も増えている。そんな中、選手の年収はどのように変化しているのか。麻雀ニュース番組「熱闘!Mリーグ」の企画で、人気選手・KONAMI麻雀格闘倶楽部の佐々木寿人(連盟)が、Mリーガーを志す小学生たちに授業をする企画を実施。この中で、佐々木の年収について明かされ、子どもだけでなく同席した親たちも夢のある職業だと目を輝かせることになった。
Mリーグは8チームが4人ずつ、全32選手が参加。リーグ発足時に設定された最低年俸は400万円で、これは日本の平均年収433万円に迫るものになる。佐々木は「1年間生活していく上でなんとかなる金額。戦術本とかで印税などの副収入もある」とし、Mリーガーであることで、試合以外の収入も大きいとした。また野球やサッカーといったプロスポーツの世界が20代でピークを迎え、30代、40代と徐々に衰えていく中、「麻雀は40代半ばがピーク」と語り、日々の研究と対局での経験が重なり合う時期が、プロ雀士として脂が乗ると説明した。またMリーガーの最年長選手はKADOKAWAサクラナイツ・沢崎誠(連盟)の67歳で、息の長い選手生活が送れるものだと付け加えた。
ここで佐々木の年収について「日本人の平均年収が満貫だとしたら」という質問が飛ぶと、佐々木は「三倍満か役満くらいあります」とコメント。三倍満は満貫の3倍、役満は4倍の点数であるため、その中間だとしても約1500万円はあることになる。これには子どもの将来を考える親たちも、より具体的な数字が聞けたことで安心したという声も見られていた。
(ABEMA/熱闘!Mリーグより)