息詰まる2時間の大熱戦 佐々木寿人、不振乗り越え11戦ぶりトップ「ようやく貢献できた」/麻雀・Mリーグ
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 2時間にも及び大接戦を制したのは今期、不振に喘ぐ男だった。プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2021」2月22日の第1試合では、KONAMI麻雀格闘倶楽部の佐々木寿人(連盟)が11戦ぶりのトップ。勝利者インタビューで「ようやく貢献できた」と安堵の表情を浮かべた。

【動画】11戦ぶりのトップに安堵する佐々木寿人

 昨期は個人スコア+494.1ポイントのMVP。だが、今期は前日まで▲267.8ポイントの27位と、チームのエースは結果を残せていない。「おりゃーという気持ちで冷静に打つ」。起家から渋谷ABEMAS・多井隆晴(RMU)、赤坂ドリブンズ・村上淳(最高位戦)、TEAM雷電・萩原聖人(連盟)、佐々木の並びで始まった当試合、佐々木は試合前から意気込んでいた。まず動いたのは、東1局1本場だ。萩原が6巡目でリーチをかける中で9筒単騎、西単騎とヤミテンで待ちを変えつつ、三万・四万の変則待ちとなったところでリーチ。そのアガリ牌のひとつ・四万を一発でツモり、リーチ・一発・ツモ・北の満貫・8000点(+300点、供託2000点)を獲得した。

息詰まる2時間の大熱戦 佐々木寿人、不振乗り越え11戦ぶりトップ「ようやく貢献できた」/麻雀・Mリーグ
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 その後は多井が小刻みにアガリを重ね、村上が親の南2局4本場で倍満・2万4000点(+1200点、供託3000点)をアガるなど一進一退の攻防。一時はトップ目を村上に譲るも、南2局5本場では萩原のリーチを追いかけてリーチ・ツモ・裏ドラの4000点(+1500点、供託1000点)、続く南3局ではリーチ・ツモ・三色同順の満貫・8000点をアガリ、類稀に見る大熱戦を制した。

 直近10試合はトップ無し、4着6回の成績だった。久しぶりのトップ、しかもセミファイナル進出を争う赤坂ドリブンズとの直接対決での大きな勝利に佐々木は「相当に不調だったので、ようやく貢献できたかなと思います」とコメント。大事な局面での登板を託された点については「トップを取れる時は難しくなく取れると思っていた」とし、丁寧な打ち筋を心掛けていたこととも明かした。「ようやく僕がトップを取れて、チームも浮上できるんじゃないでしょうか」。喜びを噛みしめた佐々木は、残り10試合に向けて「チームの足を引っ張らないように、一丸となって頑張りたい」と宣言。久々すぎて忘れてしまったのか、最後に決めポーズのタイミングをミスする茶目っ気も見せたが、頼もしい魔王の雄姿にファンからは「さすが寿人、ナンバーワン!」「寿人おめでとう!」などと多くの応援コメントが寄せられた。

【第1試合の結果】

1位 KONAMI麻雀格闘倶楽部・佐々木寿人(連盟)4万1700点/+61.7
2位 赤坂ドリブンズ・村上淳(最高位戦)2万9400点/+9.4
3位 渋谷ABEMAS・多井隆晴(RMU)2万7300点/▲12.7
4位 TEAM雷電・萩原聖人(連盟)1600点/▲58.4

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

◆Mリーグ 2018年に発足。2019シーズンから全8チームに。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム90試合。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各16試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(12試合)に進出し、優勝を争う。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)

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