菅井竜也八段、兄弟子・稲葉陽八段下し初優勝!今年度、全棋士参加の早指し棋戦で二冠/将棋・朝日杯 将棋 2022/02/23 15:31 拡大する 将棋の朝日杯将棋オープン戦の本戦トーナメント決勝が2月23日に行われ、菅井竜也八段(29)が稲葉陽八段(33)に95手で勝利、同棋戦初の優勝を決めた。菅井八段は2021年度、銀河戦に続き全棋士参加の早指し棋戦としては2つ目の優勝となった。【中継】朝日杯決勝 稲葉陽八段-菅井竜也八段 2人ともに井上慶太九段(58)を師匠とする同門対決となったが、先手の菅井八段はゴキゲン中飛車を採用。後手の稲葉八段が居飛車で、対抗形の出だしに。中盤では派手な駒の交換も起きたが、ペースを握ったのは菅井八段。玉の堅さ、攻めのスピードで勝り続け、一気に稲葉陣に切り込むと、終盤に入ってもその差を拡大。危なげのない強い指し回しに終始し、初の優勝を手にした。 続きを読む 関連記事