「名人、さすが」藤井聡太名人が魅せた“手順の妙” 解説者もうなった未知の局面での対応力 ファンも興奮「やっぱり名人戦だわ」 将棋藤井聡太 2025/05/01 12:02 拡大する 将棋の藤井聡太名人(竜王、王位、王座、棋聖、棋王、王将、22)が4月29・30の両日、東京都大田区の「羽田空港第1ターミナル」で行われた第83期名人戦七番勝負第2局で挑戦者の永瀬拓矢九段(32)に141手で勝利した。終盤まで互角の形勢が保たれた濃密な一局だったが、若き王者が“名人芸”とも言える手順の妙を披露。解説者も思わず「名人、さすが」とうなる内容でファンを沸かせた。 空の玄関口・羽田空港を舞台に争われた名人戦第2局。初戦を落としている挑戦者の永瀬九段は、ここで追いつくべくとっておきの作戦「3三金型角換わり」に誘導した。藤井名人も意表を突かれたようで、「経験のない将棋で序盤は少し主張のない形になってしまった」とコメントしていた。 続きを読む 関連記事