「新時代過ぎない?」「え、どういうことですか?」。若手棋士の斬新な発想、深い研究は周囲の人々をも混乱の渦へと巻き込んだ。「第1回ABEMA師弟トーナメント」準決勝の第2試合、チーム深浦とチーム鈴木の対戦が2月26日に放送され、この第4局でチーム鈴木・梶浦宏孝七段(26)が後手番から、相手の雁木に対して、序盤から機敏な動きで仕掛けた。これに師匠の鈴木大介九段(47)、大盤解説の聞き手を務めた本田小百合女流三段(43)らが次々と驚きの声をあげることになった。