嬉しすぎる勝利に、思わず口元がほころんだ。プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2021-22」3月7日の第2試合で、トップの渋谷ABEMAS・白鳥翔(連盟)が喜びを爆発させ、高まった感情が思わず“ダダ漏れ”。これに視聴者のコメントが賑わう一幕があった。
白鳥はこの試合、大きくリードを許していたEX風林火山・勝又健志(連盟)に対し、オーラスで連荘の末に親跳満をツモって大逆転。また東3局2本場ではライバルのKADOKAWAサクラナイツ・堀慎吾(協会)からリーチ・七対子・赤・裏ドラ2の1万2000点(+600点)をアガっており、内容も結果も大満足のゲームを展開した。
試合直後、同卓者と何やら言葉を交わした白鳥は、感情を隠し切れず思わずニヤリ。これがしっかりカメラに抜かれており、実況の日吉は「ああ、ニヤついている!勝負師としてニヤニヤしてる!隠し切れない微笑み!恐ろしい白鳥翔、人間性が出ましたね」と解説の土田浩翔(最高位戦)へ掛け合った。すると土田もこれには大笑いし「人間性というか、嬉しいでしょうねえ!」と切り返した。
この場面には視聴者も爆笑して「しょーちゃん嬉しそうwwww」「そらニヤつくわw」「電車で笑てもうたやんww」「隠しきれないww」とコメントが連投された。
また勝利者インタビューでも白鳥の様子は変わらず、堀から跳満をアガったシーンについては「裏、乗れ!と思った」と感情を乗せて語り、さらには「あんなに裏乗れと思ったことはない」「出場所最高」と振り返った。当時、堀ではなく勝又がトップ目であったことから、本当の意味では“デバサイ”ではないことを付け加えつつ、ライバルから討ち取ったこの跳満は白鳥にとってはまさに最高の出場所だった。
ポーカーフェイスならぬ“麻雀フェイス”で、平素は感情をひた隠しにして戦うトッププロが、嬉しいトップで思わず感情があらわに。1戦1戦の重みが増す、レギュラーシーズン終盤ならではの一幕だった。
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に発足。2019シーズンから全8チームに。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム90試合。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各16試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(12試合)に進出し、優勝を争う。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)








