<大相撲三月場所>◇初日◇13日◇大阪・エディオンアリーナ大阪
大相撲春場所が幕を開けた。コロナ禍により一昨年の春場所は大阪で無観客開催、昨年は東京開催だった。今年は3年ぶりに大阪での有観客開催となった。横綱・照ノ富士(伊勢ヶ濱)は小結・豊昇龍(立浪)を寄り切りで破り、新大関・御嶽海(出羽海)は前頭二枚目・逸ノ城(湊)を押し出しで下し、先場所優勝争いを繰り広げた両者が、順調な滑り出しを切った。
2場所ぶりの優勝を目指す一人横綱の照ノ富士。2月に新型コロナウイルス感染が判明し、調整が大きく遅れたが、豊昇龍相手にまったく危なげない相撲を取って白星スタートを飾った。コメント欄には「強い横綱!!」「ここまで差があるのか」といった声が寄せられていた。
今場所から新大関として土俵に上がった御嶽海も1月にコロナ感染が確認され、調整不足が心配されたが、巨漢力士の逸ノ城相手に一瞬ヒヤッとする場面もあったが、最後は押し出しで下し、1勝目を挙げた。この取り組みを受け、ABEMAで解説を務めていた元横綱・若乃花の花田虎上氏は「勝ったものの肩に力が入ってましたね(笑)。大関の初日ですから、緊張しますよね」と御嶽海の心情を推し量っていた。
なお、かど番大関・貴景勝(常盤山)は、前頭筆頭・宇良(木瀬)を押し出しで下し、白星スタート。同じくかど番大関・正代(時津風)は、前頭筆頭・大栄翔(追手風)に敗れ、1敗目を喫した。また先場所で照ノ富士から金星を獲得するなど12勝を挙げ、終盤まで優勝争いに絡んだ新関脇・阿炎(錣山)は、前頭三枚目・阿武咲(阿武松)に敗れ、黒星スタートとなった。(ABEMA/大相撲チャンネルより)
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