<大相撲三月場所>◇二日目◇14日◇大阪・エディオンアリーナ大阪
優勝争いが期待される新大関・御嶽海(出羽海)が2連勝を飾った。一方、一人横綱の照ノ富士(伊勢ヶ濱)が黒星を喫した。場所前両力士は、新型コロナウイルス感染が判明し、調整不足が心配されたが、二日目に明暗を分けた。
御嶽海は前頭筆頭・宇良(木瀬)との一番で盤石な相撲を見せた。立ち合い正面からぶつかっていった両者だったが、宇良に何もさせず、押し出しで下した。貫禄の勝利だった。ABEMAで解説を務めた元小結・旭道山は「よく見ていましたね。腰も落ちているし、手も下から下から。完璧です」と絶賛した。
照ノ富士は前頭筆頭・大栄翔(追手風)との一番で立ち合いぶつかっていったものの、左腕を内側に封じられ、横向きなったところを突きとのど輪で攻められ、送り出しで敗れた。大栄翔は2連勝。横綱の敗戦を受け旭道山は「昔から荒れる大阪場所とよく言われていたんですが、荒れるんです。まさか横綱がここで負けましたね」とコメントしていた。
なお、かど番大関・貴景勝(常盤山)は、前頭二枚目・逸ノ城(湊)に寄り切りで敗れ初黒星を喫した。同じくかど番大関・正代(時津風)は小結・隆の勝(常盤山)に押し出しで敗れ、2連敗。また、先場所で終盤まで優勝争いに絡み角界を盛り上げた関脇・阿炎(錣山)は、前頭二枚目・玉鷲(片男波)を突き出しで下し、初白星を飾った。(ABEMA/大相撲チャンネルより)
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