<大相撲三月場所>◇四日目◇16日◇大阪・エディオンアリーナ大阪
前頭十三枚目・千代の国(九重)が前頭十五枚目・天空海(立浪)を切り返しで下した一番で、勝負が決した直後に千代の国が相手を気遣うように手を差し伸べる一幕があった。その姿に視聴者からは「笑顔優しい」「何も無くてよかった」といった声が寄せられた。
数々のけがを経験し、一時は三段目まで転落したこともある千代の国。この日の取組では、果敢に攻める天空海に右腕を掴まれ、捨て身のとったりのような技をくらったものの、耐えた千代の国が切り返しを決めて3勝目となる勝ち星を挙げた。天空海は3敗目を喫した。
勝負が決した際、天空海は頭から土俵に突っ込むように転がり、もつれた千代の国がその上に覆いかぶさった。だが千代の国はすぐに立ち上がると、天空海を気遣うように笑顔を見せながら手を差し伸べていた。
取組を受けて、ABEMAで解説を務めた元前頭の若ノ城は「天空海、危なかったですね」と一言。続けて「(千代の国の腕を)ずっと持ちっぱなしなんですよ。(負けが分かった時に)離した方がいい。相手も自分もけがするんですよね」と説明した。
けがの怖さを知るからか、とっさに相手をフォローした千代の国の優しさがにじみ出るシーンに、視聴者からは「笑顔優しい」「何も無くてよかった」「良く動けてる」といった声が相次いだ。
(ABEMA/大相撲チャンネルより)
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