<大相撲三月場所>◇五日目◇17日◇大阪・エディオンアリーナ大阪
前頭十二枚目・琴恵光(佐渡ヶ嶽)が前頭十枚目・志摩ノ海(木瀬)を寄り切りで下して3勝目を挙げた。その際、志摩ノ海が放った捨て身の上手投げによって、琴恵光の体が横向きでふわりと浮かび上がる一幕があり、視聴者から「無重力」「飛んだ」など驚きの声が寄せられた。
立ち合い正面からぶつかり、互いに突いて出た両者。相手の懐に入ろうとする琴恵光に対し、志摩ノ海は左の上手に手をかける。序盤は先手を取られた琴恵光だったが、上手を切ると頭をつけて応戦。その後、押し込んでいく志摩ノ海をかわすと、左上手を取って右四つになった琴恵光が真っすぐに寄り切って3勝目となる勝ち星を挙げた。勝負が決する際、残そうとする志摩ノ海が放った上手投げの力も相まって、押し込んで攻めた琴恵光は土俵際でふわりと横向きに浮かび上がった。敗れた志摩ノ海は3敗目を喫した。
取組を受けて、ABEMAで解説を務めた元小結・旭道山は「琴恵光さんはまわしを取ると強いですからね」と一言。勝負の分かれ目については「志摩ノ海さんがガンガン前に出るんですけど、琴恵光さんが右を差すんですよ。差したら琴恵光さんの相撲。まわしを取った瞬間には自信を持っていました。志摩ノ海さんも捨て身で上手投げにいってますけど、もうまわしを取ったら琴恵光さん」と解説した。
捨て身の攻めにより、134キロの巨体がふわりと浮かび上がる場面に視聴者からは「無重力」「飛んだ」「空中浮遊した」「最後、ぴょーん」といった驚きの声が相次いで寄せられた。(ABEMA『大相撲チャンネル』)
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