<大相撲三月場所>◇中日◇20日◇大阪・エディオンアリーナ大阪
前頭六枚目・北勝富士(八角)と前頭九枚目・翔猿(追手風)の一番で、両者が揃って土俵下に落下。際どい勝負に物言いがついたが、2分22秒の長い協議の末、同体で取り直しとなった。取り直しの一番では北勝富士が翔猿を押し出しで下したが、土俵下に落ちた翔猿に北勝富士が手を差し伸べるような場面があり、紳士な姿に客席からはあたたかな拍手が送られた。
立ち合い正面からぶつかっていった両者は激しい攻防戦を繰り広げたが、土俵際で両者組み合ったまま揃って土俵下へと落下。驚きの声で館内は一時、騒然となった。軍配は北勝富士に上がったが、物言いがつき、2分22秒の協議の末、同体で取り直しとなった。
取り直しの一番でも激しい攻防戦を繰り広げた両力士。最後、北勝富士はおっつけながら翔猿を押し出し、4勝目を挙げた。翔猿は4敗目を喫した。白熱のぶつかり合いを見せた北勝富士が息を切らしているのは画面を通じても伝わってきたが、土俵下に落ちた翔猿のもとへ行き手を差し伸べる場面も。紳士的な姿に館内からはあたたなか拍手が送られた。
相撲ファンもこの場面が胸に響いたようで「北勝富士と翔猿、いいものを見た…!」「土俵から落ちた翔猿に優しく手を添える北勝富士の優しさにも胸アツ」などの声がネット上に寄せられていた。(ABEMA/大相撲チャンネルより)
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