<大相撲三月場所>◇十日目◇22日◇大阪・エディオンアリーナ大阪
カド番の大関・正代(時津風)が前頭四枚目・遠藤(追手風)を力強い押し出しで圧倒し、5勝目を挙げた。序盤の不調から脱し、星を五分に戻してカド番脱出に一歩近づいた正代に、ファンからは「まったくの別人w」「勝ち越して」と驚きと期待の声が相次いだ。
立ち合いまわしを探るも取れず、逆に遠藤に左下手を取られてしまい左四つの体勢となった正代。だがすぐに巻き替えて右を差すと、もろ差しになりながら圧力をかけて前進。最後は力強く押し出しを決めて5勝目となる白星を挙げた。これで正代は七日目から4連勝となり、5勝5敗と星を五分に戻して残り5日間の取組でカド番脱出に挑むこととなった。敗れた遠藤は4敗目を喫した。
取組を受けて、ABEMAで解説を務めた元前頭の若ノ城は「正代は攻めてますよね。どんどん前に出ていきます」と称賛。続けて「やっぱり攻めているから(左手が)入るんですよ。下がりながらだと入ることはあまりない。上手いです」と説明すると、「今日の相撲を見ていると勝ち越せそうな気がします」と正代のカド番脱出に期待を寄せた。
4連勝で星を五分に戻した正代に、視聴者からは「まったくの別人w」「ほんとに立ち直った」「普通に強い」といった驚きの声のほか、「勝ち越して」「カド番脱出見えてきた」「2桁行けるぞ」と期待を寄せるコメントが相次いで寄せられた。
なお、この日の取組で前頭七枚目・高安(田子ノ浦)は小結・豊昇龍(立浪)を寄り切りで下して全勝をキープ。前頭六枚目・琴ノ若(佐渡ヶ嶽)は1敗を守り、大関・御嶽海(出羽海)は2敗に後退した。優勝争いは無敗の高安を1敗で若隆景と琴ノ若が、2敗で御嶽海が追いかける展開となった。(ABEMA『大相撲チャンネル』)
■Pick Up
・キー局全落ち!“下剋上”西澤由夏アナの「意外すぎる人生」
・現役女子高生の「リアルすぎる日常」をのぞき見
・スポーツコンテンツに適したの“ライブ特化型広告”って何?