117キロを軽々運搬 角界の重機・栃ノ心、小兵をあっさり吊り出す迫力シーン 解説「UFOキャッチャーのよう」
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大相撲三月場所>◇十一日目◇23日◇大阪・エディオンアリーナ大阪

 前頭十五枚目・栃ノ心(春日野)が前頭十一枚目・照強(伊勢ヶ濱)を豪快な吊り出しで下し、今場所勝ち越しとなる8勝目を挙げた。迫力溢れる決まり手に、視聴者からは「凄いパワーだ」「腿が太すぎ」といった声が続出した。

【動画】怪力栃ノ心の吊り出し

 立ち合い下から攻める照強を受け流し、抱え込むように掴まえた栃ノ心。その後、栃ノ心は左上手を取ると、すぐさま右上手も奪取して外四つの体勢に。1度は吊り出し損ねたものの最後は力強く持ち上げ、体重117キロの照強を土俵中央から外へと歩いて運び出すように豪快に吊り出して勝ち星を挙げた。勝った栃ノ心は8勝目を挙げ、今場所勝ち越しを決めた。敗れた照強は5敗目を喫した。

 栃ノ心の怪力ぶりに、ABEMAで解説を務めた元小結・旭道山は「UFOキャッチャーのように持ち上げていましたね」とポツリ。続けて「私も昔ね、(元関脇の)水戸泉さんに持ち上げられたんですよ。身長194センチ、体重192キロあるんですけど、その方も外四つで、私もクレーン車のように持ち上げられた瞬間に『こんな人、なんでいるんだ!?』と思いました」と自身の経験を振り返っていた。

 豪快な吊り出しを決めた栃ノ心の姿に、視聴者からは「凄いパワーだ」「怪力!」「腿が太すぎ」「筋肉で解決」「まさにクレーン炸裂」といったコメントが相次いで寄せられた。
(ABEMA/大相撲チャンネルより)

【動画】怪力栃ノ心の吊り出し
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