「少年ジャンプ+」で連載中の漫画『SPY×FAMILY』(作・遠藤達哉)は、スパイの主人公とその家族を中心とした作品。単行本と電子書籍は累計1800万部を突破しており、2022年4月からテレビアニメが放送中です。
本記事ではアニメ『スパイファミリー』のOP・ED主題歌の情報を、楽曲を担当するアーティスト情報と合わせて紹介していきます。
目次
- アニメ『スパイファミリー』とは?
- アニメ『スパイファミリー』OP主題歌「ミックスナッツ」
- アニメ『スパイファミリー』OP主題歌の歌手・Official髭男dismとは?
- アニメ『スパイファミリー』ED主題歌「喜劇」
- アニメ『スパイファミリー』ED主題歌の歌手・星野源さんとは?
- アニメ『スパイファミリー』第5話挿入歌「TBD」
- アニメ『スパイファミリー』挿入歌を担当した(K)NoW_NAMEとは?
- アニメ『スパイファミリー』OP・ED主題歌のまとめ
アニメ『スパイファミリー』とは?
凄腕スパイのは精神科医ロイド・フォージャーとなり、極秘任務遂行のためスパイであることを隠して娘・アーニャと妻のヨルと擬似家族を構成することに。しかし、アーニャは心を読むことができる超能力者であり、ヨルも殺し屋という正体を隠していた――。お互いがそれぞれの秘密を抱えながら、任務遂行のため家族としてハプニングを乗り越えていくという物語です。
TVアニメ「スパイファミリー」は、テレビ東京ほかで2022年4月9日から分割2クールでの放送が予定されており、ロイド・フォージャー役を江口拓也さん、アーニャ・フォージャー役を種崎敦美さん、ヨル・フォージャー役を早見沙織さんが担当。数々の人気アニメを手掛けるWIT STUDIOとCloverWorksが共同で制作しています。
アニメ『スパイファミリー』OP主題歌「ミックスナッツ」
アニメ『スパイファミリー』のオープニング主題歌は、人気バンド・Official髭男dismの楽曲「ミックスナッツ」。アップテンポで爽快感のあるメロディーラインが特徴的な楽曲となっています。第2話でオープニング映像が初めて放送されました。
曲名に関しては公式サイトのコメントにて、アーニャがピーナッツ好きという点から着想を得たとのこと。ピーナッツとミックスナッツ、見た目は似ていても違う種類があるということから「正体を隠しながら偽物の家族を演じ、本当の家族の様に何かに立ち向かって行く面白さがあるというところ、そして本物かどうかよりも自分のもとに訪れる幸せや喜びがあればそれだけで良いのではと言うことを感じ、作品に想いを馳せながら制作しました」と語っています。
アニメ『スパイファミリー』OP主題歌の歌手・Official髭男dismとは?
2015年4月に1stミニアルバム「ラブとピースは君の中」をリリースしてデビューした4人組バンドで、2019年には映画『コンフィデンスマンJP 英雄編』の主題歌「Pretender」が大ヒット。同曲で紅白歌合戦への出場を果たしたほか、YouTube上で公開されているオフィシャルビデオの再生回数は2022年3月現在で3億8000万回以上となっています。
アニソンとしては、2021年にTVアニメ「東京リベンジャーズ」のOP主題歌「Cry Baby」をリリース。ストーリーとリンクした作詞や楽曲の印象的な転調などが評価されており、J-POPシーンとアニソンシーン両方で注目を集めるバンドの地位を確立しました。
「ヒゲダン」の愛称でも知られる特徴的なバンド名は、Official髭男dismの公式サイトによると「髭の似合う歳になっても誰もがワクワクするような音楽をこのメンバーでずっと続けていきたい」という思いが込められているとのこと。
アニメ『スパイファミリー』ED主題歌「喜劇」
アニメ『スパイファミリー』のエンディング主題歌は、星野源さんが書き下ろした楽曲「喜劇」。第3話でエンディング映像が初めて放送されました。
原作を読んだタイミングでオファーを受けたという星野さんは「すごくシリアスな物語になってもおかしくない設定を持つ作品だと思いますが、“喜劇”や“コメディ”として楽しめる所がとても好きでした」と公式サイトでコメントしており、家族としての何気ない日常を思わせるハートフルな歌詞とメロディの楽曲に仕上がっています。
曲名に関しては「家族をテーマにと、制作の方にメッセージをいただいたので、物語が持つ家族感を意識しながら、自分の考える家族像を歌にしました。以前、同じテーマで「Family Song」という楽曲を作ったことがありましたが、今回の「喜劇」という楽曲では、また全く違うものができたと思います」と回答しています。
アニメ『スパイファミリー』ED主題歌の歌手・星野源さんとは?
2010年に1stアルバム「ばかのうた」にてソロデビューしたシンガーソングライター・俳優。ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」の主題歌として2016年10月にリリースしたシングル「恋」は、日本レコード協会によってゴールドディスク認定されるほどの大ヒットを記録、ドラマの振り付けは「恋ダンス」としてYouTubeを中心に動画投稿の輪が広がり、社会現象になりました。
2018年に公開された「映画 ドラえもん のび太の宝島」では、主題歌「ドラえもん」と挿入歌「ここにいないあなたへ」を提供しています。また、楽曲「ドラえもん」は2019年10月5日からTVアニメのOP曲にも使用されており、劇場版主題歌がTVアニメのOPに採用された初のケースとなりました。
アニメ『スパイファミリー』第5話挿入歌「TBD」
アニメ『スパイファミリー』のMISSION:5(第5話)で流れた挿入歌は、(K)NoW_NAME(ノウネイム)の楽曲「TBD」。「お城で姫になって助けられたい」というアーニャの願望を叶えるため、ロイドはニューストン城を貸し切りにして、アーニャのごっこ遊びに付き合います。ロイドが所属する〈WISE(ワイズ)〉の諜報員も参加し、ロイドと諜報員が戦う原作漫画にはないアニメオリジナルのシーンで、挿入歌の「TBD」が使用されました。
楽曲「TBD」を制作したのは、クリエイティブ・ユニットの(K)NoW_NAME。作詞・作曲・歌は、(K)NoW_NAMEのメンバーがそれぞれ担当しています。作曲と編曲は、ゲーム『アイドルマスター シンデレラガールズ』の楽曲を手掛けたこともあるMakoto Miyazaki(宮崎誠)さん。全て英語の歌詞は、シンガーで作詞家のAIJさんが担当。歌唱は、シンガーのAyaka Tachibana(立花綾香)さんが担当しています。立花さんはアニメ『スパイファミリー』の第5話で自身が歌う挿入歌が流れたことについて、「アーニャ入学祝いのアクションシーンに参加させて頂き感動です!」とコメントしています。
アニメ『スパイファミリー』挿入歌を担当した(K)NoW_NAMEとは?
挿入歌を担当した(K)NoW_NAME(ノウネイム)は、作曲家や歌手などのクリエイターが参加しているクリエイティブ・ユニットです。これまでに数々のアニメの音楽を担当していて、『ドロヘドロ』『Fairy gone フェアリーゴーン』『サクラクエスト』『灰と幻想のグリムガル』などのアニメで劇中音楽や挿入歌を制作。アニメ『スパイファミリー』では挿入歌以外にも、劇中で流れる音楽・BGMの制作を担当しています。
(K)NoW_NAMEのメンバーで作曲家のR・O・Nさんは、数々のアーティストに楽曲提供をしている他、ソロプロジェクトの「STEREO DIVE FOUNDATION」名義で、『転生したらスライムだった件』『食戟のソーマ 神ノ皿』『境界の彼方』の主題歌を歌っていることでも知られています。
アニメ『スパイファミリー』OP・ED主題歌のまとめ
アニメ『スパイファミリー』のOP主題歌はOfficial髭男dismの「ミックスナッツ」、ED主題歌は星野源さんの「喜劇」です。有名アーティストの起用となっており、物語とリンクした楽曲に注目が集まっています。
※種崎敦美の「崎」は、正式にはたつさきの字
(C)遠藤達哉/集英社・SPY×FAMILY製作委員会