この男は何を企んでいるのか。プロ将棋界の早指し団体戦「第5回ABEMAトーナメント」で、初のリーダー棋士を務めることになった山崎隆之八段(41)。過去には個人戦、団体戦どちらにも出場し、大慌てする戦いぶりだけでなく盤外でもドキドキしながら仲間の様子を見守ったり、チーム動画でパニックになったりと、ファンを最上級に楽しませてきた。初のドラフト会議参加を前にしたインタビューでも、その山崎ワールドは全開。「構想?固まっているんですけど、これはかなりまずい。正直まずい。うちから手紙出して、代読してもらえれば済んだんじゃないかと…」と、まるで検討がつかないヒントを出してきた。