<大相撲三月場所>◇千秋楽◇27日◇大阪・エディオンアリーナ大阪
前頭九枚目・翔猿(追手風)が、前頭二枚目・逸ノ城(湊)を寄り切りで下した一番で、取組中に翔猿が巨漢・逸ノ城の足を取りながらぐるぐると土俵上で回転するような場面があった。
立ち合いから突っ張っていく翔猿は、頭をつけ相手の体の中へと入っていく。右を差してまわりこむと、逸ノ城と一緒に土俵上を回転。その後、外から足を掛けにいき、最後はまわしをもって逸ノ城を土俵外に出した。翔猿は9勝目、逸ノ城は6敗目を喫した。
この取組を受け、ABEMAで解説を務めた元横綱・若乃花の花田虎上氏は「右を差して相撲を取っていますけど、あんまり上手い相撲ではなかったですね」と厳しめのコメント。その上で「翔猿は足を切り返したり、投げにいこうか迷いながらでしたが、やっと最後に逸ノ城が体勢を崩してくれましたね。翔猿は押して相撲を取る力士なので、どう攻めれば良いのかわからなかったんじゃないですかね」と言及していた。
とはいえ、力士が土俵上で軽やかなステップを踏みながら回転する姿にコメント欄は大いに盛り上がった。視聴者からは「まだまわる?」「翔猿のぐるぐるぐるぐる面白かった笑」「翔猿!回転サービスし過ぎw」といった声が寄せられていた。
(ABEMA『大相撲チャンネル』)
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