公式戦で強い棋士なら、超早指しでも強いはず。プロ将棋界の早指し団体戦「第5回ABEMAトーナメント」のドラフト会議が4月2日に放送され、三浦弘行九段(48)は、過去の2大会とは異なる若手2人を指名した。昨年、チーム藤井で優勝したメンバーである伊藤匠五段(19)と、チーム木村で準優勝した池永天志五段(28)。この大会でも実績ある若手だが、何より公式戦でも活躍している。「フィッシャーだけ強くて、公式戦が強くないということはない。公式戦で調子がいい方が、フィッシャーの手の見え方もいい」と、わかりやすく勢いのある若手を選ぶことにしたという。