将棋ファンであれば、この3人を見て「これは強そう」と意見が一致するだろう。プロ将棋界の早指し団体戦「第5回ABEMAトーナメント」のドラフト会議が4月2日に放送された。2大会連続でリーダーを務める斎藤慎太郎八段(28)は1巡目に、昨年までリーダーを務めて準優勝した木村一基九段(48)を単独指名、2巡目はその木村九段とチームを組んでいた佐々木勇気七段(27)を3人競合の末に、抽選で当たりくじを引き当てた。2期連続で名人挑戦となる斎藤八段に、昨年の準Vメンバー2人。他のリーダー棋士からも次々と優勝候補だと声が挙がる、強豪チームが完成した。