将棋の名人戦七番勝負の第1局が4月7日に行われ、3連覇を目指す渡辺明名人（棋王、37）と斎藤慎太郎八段（28）が現在対局中だ。昼食休憩までに68手目まで進行し、形勢は渡辺名人が優勢、持ち時間でも渡辺名人が1時間以上リードしている。
【中継】名人戦七番勝負第一局 2日目 渡辺明名人 対 斎藤慎太郎八段
相矢倉の出だしになった本局は、1日目から渡辺名人の攻めが成功する形で進行。1日目の封じ手時点でも、渡辺名人が有利という評判だったが、明けて2日目に入っても、その差がはっきりしたという声が出ている。斎藤八段も、馬を自陣に引きつけて守備力を高めたが、しっかりと陣形が整っている渡辺玉に対して、どう反撃を試みるかが今後の注目ポイントでもある。
両者は前期の名人戦でも対戦し、渡辺名人が4勝1敗で初防衛に成功。斎藤八段は、その後の順位戦A級で8勝1敗で挑戦権を再び獲得し、リベンジマッチの舞台へと戻ってきた格好だ。
持ち時間は各9時間の2日制で、振り駒の結果、先手は渡辺名人。第2局以降は先手・後手が交互に入れ替わり、第7局まで進んだ場合は再度振り駒となる。ABEMAではこの対局を終了まで生放送する。
【昼食の注文】
渡辺明名人 カレーライス（ビーフ） 斎藤慎太郎八段 にぎり寿司盛り合わせ、緑茶（ホット）
【昼食休憩時の残り持ち時間】
渡辺明名人 4時間14分（消費4時間46分） 斎藤慎太郎八段 3時間2分（消費時間5時間58分）
（ABEMA／将棋チャンネルより）
