これが勝負の厳しさか。プロ麻雀リーグ「朝日新聞Mリーグ2021-22」セミファイナルシリーズ、4月8日の第2試合を終えてファイナルシリーズ進出の4チームが確定。U-NEXT Piratesが2年連続でファイナルを逃したことにより、規定に則りチーム構成を変更する。
【動画】ファイナルを逃しチーム構成が変わることについて語る小林剛
逆転でファイナル進出の可能性もあったU-NEXT Piratesだが、第1試合で石橋伸洋(最高位戦)がラス、第2試合に登板したエース小林剛(麻将連合)も3着に終わり、敗退が決まった。現在4人で構成されているため、2019-20シーズンで優勝した4人のうち、少なくとも1人がチームを去ることになる。
チームは瑞原明奈(最高位戦)が加入した2019-20シーズンに初優勝、3年連続で同じメンバーで戦い続けていたが、この体制も今期限りとなる。この結果には小林も「麻雀プロの世界なので、勝てないチームがずっと続くのはおかしい。こういう決めはあるべきだと思うんですが、非常に残念」と胸中を語った。さらに小林は「4年間、このメンツでやってきて、優勝もしたんですが、変わらなきゃいけないということで、応援してくれた皆さんには申し訳ない気持ちです」と深々と頭を下げた。これを見た視聴者からは「コバゴー来年も楽しみにしてる!」「小林はようやった!ありがとう!!」「一生応援します、小林さん」とねぎらいの声や来年への期待が投げかけられた。
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に発足。2019シーズンから全8チームに。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム90試合。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各16試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(12試合)に進出し、優勝を争う。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)