将棋の名人戦七番勝負の第2局が4月19日に行われ、渡辺明名人（棋王、37）と斎藤慎太郎八段（28）が現在対局中だ。渡辺名人が連勝、斎藤八段が今シリーズ初勝利を目指す一局の戦型は「角換わり」になった。
【中継】名人戦七番勝負第二局 1日目 渡辺明名人 対 斎藤慎太郎八段
第1局は渡辺名人が1日目から鋭い攻めで斎藤八段を圧倒。2日目に入ってもさらにリードを拡大し、そのまま押し切る力強い内容で名人3連覇に向けて幸先のいい勝利を飾った。斎藤八段は2期連続の名人挑戦になったが、力の出しきれない一局となり、本局でどこまで巻き返せるかが焦点だ。
両者ともに居飛車党で長時間対局でも高勝率を誇るが、序盤研究に定評がある渡辺名人に対し、斎藤八段は終盤の粘りと寄せの力が光る。どちらがどの局面でリードを奪うかで、勝敗の行く先も大きく変わりそうだ。なお両者の対戦は過去に13局あり、渡辺名人が9勝4敗とリードしている。
持ち時間は各9時間の2日制で、先手は斎藤八段。ABEMAではこの対局を終了まで生放送する。
【昼食の注文】
渡辺明名人 海鮮重、わさび抜き 斎藤慎太郎八段 うな重
【昼食休憩時の残り持ち時間】
渡辺明名人 8時間20分（消費40分） 斎藤慎太郎八段 7時間（消費2時間）
（ABEMA／将棋チャンネルより）
