将棋の名人戦七番勝負の第2局が4月20日に2日目を迎えた。渡辺明名人（棋王、37）が前日19日に封じた54手目が開封され、午前9時ごろに挑戦者の斎藤慎太郎八段（28）の手番で、対局が再開した。形勢は互角ながら、持ち時間では渡辺名人が約1時間リード。渡辺名人の攻めに対して、斎藤八段がどう受けて反撃するかがポイントになっている。
【中継】名人戦七番勝負第二局 2日目 渡辺明名人 対 斎藤慎太郎八段
第1局は先手の渡辺名人が1日目からリードを奪い、2日目に入っても攻めの手を緩めず一気に押し切る完勝。3連覇に向けて絶好のスタートを切った。2期連続で名人への挑戦を果たした斎藤八段は、この第2局でまずはタイに戻し、第3局から仕切り直しにしたいところだ。戦型は角換わりで始まったが、1日目の午前中に渡辺名人が新手を出したことで、対応に悩む斎藤八段が2時間近い大長考を入れた。その後、時間差はやや縮まったものの、それでも渡辺名人が1時間以上のリードを持って2日目を迎えている。
持ち時間は各9時間の2日制で、先手は斎藤八段。ABEMAではこの対局を終了まで生放送する。
【封じ手時の残り持ち時間】
渡辺明名人 5時間32分（消費3時間28分） 斎藤慎太郎八段 4時間25分（消費4時間35分）
（ABEMA／将棋チャンネルより）
