【MLB】アストロズ2-7エンゼルス(4月19日・日本時間20日/ヒューストン)
エンゼルスの大谷翔平投手が敵地アストロズ戦に「1番・DH」で先発出場した試合において、ピッチャー強襲打をきっかけにファンはもちろん、解説実況までが「あっ」と驚く神展開が発生。「守備でお金とれる」「メジャーのプレイ」など感嘆の声が多く寄せられた。
問題のシーンは6回裏アストロズの攻撃で起こった。7-1とエンゼルスが6点をリードし、1死一塁の場面でマウンドには2番手右腕のオルテガ。対するアストロズの打席には6番・タッカーが入る。そしてオルテガが投じた2球目、95マイル(約153キロ)の真っすぐをタッカーが強振すると、鋭い打球がオルテガの足元へ飛んだ。瞬時に打球に対して背中を向けたオルテガだったが回避できず、打球は足元を直撃すると、勢いよく跳ねて一塁側を転々。すると、エンゼルスの野手が素早くカバーして一塁へ華麗なグラブトスを披露。この回2つ目のアウトを取った。
このシーンについて試合を中継したABEMAで実況を務めたDJケチャップ氏は「セカンドがバックアップ。グラブトス」と説明するも、少し間をおいて「ここは…」と驚いた様子で「あそこの位置にショートのベラスケスがいましたね。ピッチャーのオルテガに打球が当たりましたけど、記録はショートゴロになるんですよ。セカンドで捕ってるんですが、ショートゴロになるんです」と驚いた様子で続けた。
これに対して解説を務めたメジャーリーグアナリストの福島良一氏は「すごいグラブさばき」と応じると「ピッチャーも大丈夫かな」とオルテガの怪我を案じたが、オルテガは続投。この回のアストロズの攻撃を無失点で切り抜けた。
なお今日の大谷は1打席目が中ライナー、第2打席は四球、第3打席は一ゴロ、第4打席は見逃し三振、第5打席目は二ゴロで打率.216。連続試合安打は8でストップしたが、四球を一つ選び連続試合出塁は9に伸ばした。チームは大谷を除く先発全員が安打を放つなど12安打7得点でアストロズに快勝。ア・リーグ西地区の首位に立った。
明日の同21日、大谷は開幕戦で黒星を喫しているアストロズを相手に今季初勝利を目指して3度目のマウンドに上がる予定だ。大谷は今季2度登板して2敗。防御率は7.56。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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