大谷翔平、相手打者のバット折りに「ビクッ！」1回からの激怒にファンまでびっくり

【MLB】アストロズ0－6エンゼルス（4月20日・日本時間21日／ヒューストン）

　エンゼルス大谷翔平投手が「1番・投手」で先発出場し、6回1安打無失点12奪三振の好投で今季初勝利を挙げた。自己最多タイとなる12奪三振のうち、11個が空振り三振によるもので、切れ味鋭い大谷の変化球がアストロズの各打者を翻弄し続けた。そんな中、初回に三振したアストロズ・ブラントリーが突如バットを折り、大谷がびっくりする一幕があった。

【動画】突然のバット折りに大谷翔平も「ビクッ！」

　場面は1回1死。先頭打者を空振り三振に打ち取り、打席にはミートのうまいブラントリーが入った。この日の大谷は立ち上がりから変化球が抜群で制球、切れ味ともに今季一番の出来だった。するとカウント2-2から内角低めに投じた引っ掛け気味のストレートにバットが止まらず空振り三振となった。

　これに激昂したのがブラントリー。まだ1回、第1打席ということで、そこまでフラストレーションも溜まってないだろう時間帯だったが、何せアストロズは1回にいきなり6失点。守備につく時間も長く、ここでイライラが募っていたのか、それとも完全なボール球に手を出してしまったことが頭に来たのか、激しくバットを叩きつけて折ってしまった。

　すると大谷も、まさか初回から「バット折り」が出るとは思っていなかったのか、その行動に思わず「ビクッ！」。中継していたABEMAのファンからも「バットブチ折れた」「めっちゃおこやん」と驚きの声が集まっていた。

　なお、すぐに冷静さを取り戻した大谷は、折れたバットの破片がグラウンドに落ちていることを指差して指摘。ハプニングに慌てることなく集中して投げ続け、その後の奪三振ショーを演じてみせた。
（ABEMA『SPORTSチャンネル』）