空にも敵がいた！太陽と重なる打球に外野手が悪戦苦闘連続するフライにファン「ヒヤヒヤする」「怖すぎ」

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【MLB】エンゼルス7－6オリオールズ（4月24日・日本時間25日／アナハイム）

　エンゼルスのライトを守るウォードが、フライを捕球する際に、太陽の光りが目に入り、悪戦苦闘するというプレーが生まれ、ファンの肝を冷やした。

【動画】太陽光に苦しむ外野手

　7回表、オリオールズの6番・捕手チリーノスが放ったフライはウォードの守備範囲。実況も「これは伸びがありません」とアウトを確信したが、ウォードはこれを捕球できず、チリーノスは二塁へ到達した。これにABEMAの中継で解説を務めていたAKI猪瀬氏は「バトル・オブ・サンシャイン、太陽との戦いに負けちゃいましたね。グラブをかざして、ちゃんと（捕球位置に）行ったんですけど」と説明、強い日差しが捕球を妨げたと説明した。

　そして続く7番マテオの打球は再びライトへ。今度はウォードもしっかり捕球し、スタジアムの観客からは大きな歓声や拍手が送られ、中継を視聴していたファンからも「今度は太陽に勝てた」「ヒヤヒヤする」「いや怖すぎてｗ」と安堵の声が投稿されていた。

　MLBのボールパーク（球場）の構造について同氏は「プレーヤー目線で作るんじゃなく、ファンベースで作るという考えが基本。日本であれば太陽の角度にボールが入るようにはグラウンドを設置しない。でもアメリカでは選手ファーストの場合、ファンの方からはああいった打球が見えなくなってしまう。お金を払ってくれるファンが見やすいように作りましょうということ」と、このプレーの背景にある事情を説明していた。（ABEMA『SPORTSチャンネル』）