勝っても負けても「あっぱれ」という将棋をみんなが目指していることがわかる一局だった。将棋界の早指し団体戦「第5回ABEMAトーナメント」の予選Aリーグ第2試合、チーム永瀬とチーム三浦の対戦が4月23日に放送された。この第2局で、チーム三浦・池永天志五段(29)がチーム永瀬・斎藤明日斗五段(23)に135手で勝利したが、最終盤までもつれる激しい内容に、周囲の棋士から「こういう将棋が指したい」「いいもの見ました」と絶賛の声が次々に寄せられた。