ついに解けた逆連対の呪縛 多井隆晴、念願トップで感極まる「少しうまく打てた」/麻雀・Mリーグ Mリーグ 2022/04/26 08:38 拡大する 勝ち切った後は、込み上げる感情を抑えられなかった。プロ麻雀リーグ「朝日新聞Mリーグ2021-22」ファイナルシリーズの開幕となる4月25日の第1試合、渋谷ABEMAS・多井隆晴(RMU)が逆転トップを取り、昨期から7戦連続で逆連対を喫していたファイナルで、ようやく呪縛を解き放った。【動画】苦しみの末に勝利を掴み感極まる多井隆晴 この試合の対局者はKADOKAWAサクラナイツ・堀慎吾(協会)、多井、KONAMI麻雀格闘倶楽部・佐々木寿人(連盟)、セガサミーフェニックス・魚谷侑未(連盟)の並びでスタートした。試合は堀が序盤から抜け出し、対する多井は東場はアガリなし。南1局1本場、13巡目にドラ表示牌の西待ち、七対子でリーチすると魚谷からアガり3200点(+300点)を獲得した。ようやく反撃の口火を切ると南2局の親番、3つ仕掛けて2索の単騎待ちでテンパイ。魚谷がマンズを集めてホンイツのテンパイ、そして佐々木がリーチと多井は絶体絶命に陥るが、これを見事にツモってホンイツ・南・白・赤の1万2000点が完成、起死回生の親満貫で堀に詰め寄った。 続きを読む