トップ雀士の覚悟を見た!魚谷侑未、役満・小四喜テンパイで決死のドラ切り「見応えしかない1局!!!」/麻雀・Mリーグ
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 これぞトップ雀士、最高峰のバトルにファンも熱狂だ。プロ麻雀リーグ「朝日新聞Mリーグ2021-22」ファイナルシリーズ、4月25日の第1試合、セガサミーフェニックス・魚谷侑未(連盟)が役満・小四喜をテンパイ。親でリーチをかけていたKONAMI麻雀格闘倶楽部・佐々木寿人(連盟)へ危険牌のドラを勝負し、これに視聴者が大いに沸いた。

【動画】魚谷侑未、役満・小四喜の大チャンス

 場面は南3局、魚谷の配牌は東と南、そして北が対子、さらに西が1枚と、役満が色濃く見える手。解説の渋川難波(協会)は「何これ、大変じゃないですか!」と驚きの声を上げ、実況の日吉辰哉(連盟)も「私の役満レーダーが完全に反応しています!」とボルテージが急上昇だ。

 南ポン、北ポンでイーシャンテンとなるともう止まらない。セガサミーフェニックスのファンからは「っしゃ!」「よしよしよしよし」と応援の声が上がり、他チームのファンからは「やめてよぉーー」と悲痛の叫びも。

トップ雀士の覚悟を見た!魚谷侑未、役満・小四喜テンパイで決死のドラ切り「見応えしかない1局!!!」/麻雀・Mリーグ
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 7巡目、親の佐々木が4・7筒待ちでリーチ。そして11巡目、魚谷は自ら東を引き入れてテンパイだ。しかしこの役満チャンスを追うには、佐々木に通っていないドラの6索を切らなくてはならない。優勝を争うKADOKAWAサクラナイツ・堀慎吾(協会)が目下トップ目、これに対してラス目の魚谷はこのドラでもし振り込み、箱下まで落とされるようなことがあれば、ファイナルの行方が決まってしまいかねない。魚谷は思わず目を閉じ、また顔を上げると、力強くこの6索を打ち抜いた。日吉は「来た!4・7筒2枚!西2枚!」と絶叫、渋川も「格闘倶楽部は負けられない!勝つためには!」と大興奮だ。

 佐々木の親リーチか、それとも魚谷の役満か、結果はほどなく佐々木がツモって親満貫、魚谷の役満は惜しくも霧散した。視聴者はこの勝負を見守りながら「ドラマだねー」「見応えしかない1局!!!」「やばいおもろいwwww」「祭りだぁ!」とコメントを連投し、その後も続く激熱の戦いへ引き込まれていた。

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

◆Mリーグ 2018年に発足。2019シーズンから全8チームに。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム90試合。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各16試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(12試合)に進出し、優勝を争う。
ABEMA/麻雀チャンネルより)

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