【MLB】エンゼルス-ガーディアンズ(4月25日・日本時間26日/アナハイム)
これがMVPを3回も獲得しているスーパースターのプレーだ。エンゼルス大谷翔平投手が「2番・DH」で先発出場した試合で、3番を打つマイク・トラウト外野手が6回、止めたバットによる打球がライト戦を抜くラッキーなヒットを放った。ライトが深く守り、さらにはファーストも追いかけるには難しいところにボールが転々としたと見るや、トラウトはどんどんと加速し、三塁へヘッドスライディングで到達。約106キロの巨体と感じさせない加速力で、球場のファンが大興奮で総立ちとなった。
トラウトは昨季までにメジャー通算310本塁打を放ち、強打で俊足の外野手として、メジャーでも最高クラスの選手として高く評価されている。MVPも3度獲得、昨季はふくらはぎを痛めるなどして満足の行くシーズンを送れていなかったが、今季はすっかりコンディションも整い、開幕から好調なプレーを継続している。
状態のよさを示すのが、100キロを超える体重だと感じさせないベースランニングだ。第3打席、外野を転々とする打球を軽く確認すると一塁ベースを回るあたりから加速、二塁ベースを回る前に再確認すると、さらに加速して三塁に向かった。球場が最も盛り上がるプレーの一つにも挙げられるスリーベースを、スーパースターが放ったということもあり、地元アナハイムのファンは総立ちで大盛り上がりに。日本のファンからも、そのフィジカルの強さやスピードに驚く声が大量に集まり、「アメフト選手みたいやな」「爆走筋肉!」「足速すぎやろ」「歓声すごい やっぱりスーパースター」と絶賛の嵐だった。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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