藤井聡太叡王、今年度公式戦初対局がいきなり防衛戦「久々の対局で普段以上に楽しみ」出口若武六段と五番勝負
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 将棋藤井聡太叡王(竜王、王位、王将、棋聖、19)が4月28日、叡王戦五番勝負の第1局で出口若武六段(27)と午前9時から対局を開始した。藤井叡王にとってはこの一局が、2022年度の公式戦初対局。公式戦からは3月9日の順位戦B級1組以来、約1カ月半離れているが、研究で蓄えた成果をどんな形で披露するか。

【中継】叡王戦 五番勝負 第一局 藤井聡太叡王 対 出口若武六段

 藤井叡王は、2016年10月に四段昇段。第34期竜王(1組以上:1期)で、順位戦A級(A級:1期)。タイトルは通算7期で、現在最多の五冠保持者。棋戦優勝は5回。デビューから5期連続で年度勝率8割を超え、通算の勝率でも.8359を誇る。将棋大賞でも2年連続で最優秀棋士賞に選ばれるなど、将棋界のトップに君臨する令和の天才棋士だ。

 出口六段は、2019年4月に四段昇段。竜王戦6組、順位戦C級1組。通算勝率7割近い期待の若手で、もとは振り飛車党だったが現在は居飛車党。藤井叡王とは、まだ出口六段が奨励会三段のころに新人王戦三番勝負で初対戦。この時は2連敗し、後にプロ入り後も負けが続いたが、2020年3月の棋王戦予選で初勝利を挙げている。昨年4月に北村桂香女流初段(26)と結婚を発表した。

 持ち時間は各4時間で、振り駒の結果、先手は藤井叡王。第2局から先手・後手が交互に入れ替わり、第5局まで進んだ場合は再度振り駒となる。ABEMAではこの対局を終了まで生放送する。
(ABEMA/将棋チャンネルより)

【中継】叡王戦 五番勝負 第一局 藤井聡太叡王 対 出口若武六段
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